灰色の砦―建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社文庫)
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灰色の砦―建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社文庫)
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| ジャンル: | 本
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| セールスランク: | 141097 位
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| 発送可能時期: | 通常24時間以内に発送
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| 参考価格: | ¥ 790 (税込)
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微妙、かな
建築探偵シリーズの過去編です。
栗山深春は、19歳の冬、「輝額荘」という木造の下宿に引っ越す。
大家のハジメさん、ダンさん、大江番頭、シホちゃん、カツさん、オグリ。そして、京介。
家族のように温かく、居心地のいい下宿での生活。
だがある日、裏庭の焼却炉の後ろより、カツさんが死体で見つかり、「砦」は崩壊を始めていく……
深春が蒼に話す、京介との出会いのお話になります。
ただ…仲がよくなってきたのかと思ったらよくわからないまま険悪になったり、それが仲直りしたのかどうかも微妙だったり、と少し消化不良な気がしました。
肝心の事件のほうも、推理小説とよんでいいのか、というほどトリックがお粗末でした。
意味深だった部分が解決されないまま残りすぎている気がします。
ただ文章がお上手なので、だれずにすーっと読むことはできました。
京介がライトについて語る部分のほうが、物語本編よりも面白かった。
ミステリだけど、腐女子向け・・・
電車の中で眠らないよう何気なく手にとった本。
シリーズモノらしいが途中からでもまぁまぁ判ります。
とはいえ、“っ”をわざわざ“ッ”に変換したり
妙にハイテンションの女みたいな男子が出てくることに多少ついていけません。読みにくい。
ミステリなのにどこか女子向けの小説っぽいです。
男が若い青年に“カワイイ”と形容するシーンも多々あり・・・。
私は大学が楽しかったので、飲み騒ぐ集団を滑稽でばかばかしいとも思いません。
青春そのものを謳歌していたので主人公の大学に対するかったるさは
著者の青春時代をそのまま映しているのかな、
という予想はやはり外れませんでした。
肝心のミステリも、“そんな行動するかな??”というものが多く
こじつけのような推理をさせているようで
もやっと感は否めません。
かといって小説の全体を批判するわけではありません。
女性向け表現の気味悪さは抜きにしても
建物が出てくるミステリがお好きな方は読んでみてはいかが。
書評ではないのかもしれないけれど
近くに東大の井の頭寮があり、近々取り壊される。
私の想像上の灰色の砦はまさにそこなのだ。私は東大生じゃないけどね。
そんなこんなでこの度、改めて読み返した。
私はこの作者の本を2,3冊読んだ程度で、とりわけシリーズに入れ込んで、登場人物にも思い入れが濃いわけじゃないのだが、
あとがきで作者が
「20年前私は青春なんて言葉が大嫌いだった」
ってわかるなあと思った。私もここに出てくる美春同様、
大学の浮かれ騒ぎのキャンパスの軽薄さに嫌気がさし、
典型的な大学生像になんてならないと必死にあらがいたかったから
学生時代の京介
これでほんとに大学生なのか? と思うほどの冷静さが何か怖い。 だけど、このころの桜井京介と現在時間の京介をくらべると、 蒼が言うとおりだいぶ変わっているのがわかる、様な気がする。
講談社
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